スワイプLPって何?縦長LPとの違いからメリット・作り方まで解説

「最近『スワイプLP』って言葉、よく見かけるけど、普通のLPと何が違うんだろう?」

今回は、SNS広告との相性が良いと注目されている「スワイプLP」について、基本の意味から、従来のLPとの違い、メリット・デメリット、作り方までまとめて紹介していきます。

リュージと、茶色いポメラニアン・チョコの会話を通して、初心者でもわかりやすく理解できるようにお伝えしていきます!

スワイプLPって、そもそも何?

リュージ、「スワイプLP」って言葉、最近よく聞くんだけど、これって何なの?

LP、つまりランディングページの新しい形式のことだよ。画面を指でスワイプしながら、1枚ずつ情報を読み進めていくタイプのページなんだ

スワイプって、SNSでよくやる操作だよね?

そうそう。InstagramやTikTokで、指をスライドさせて次の投稿や動画に進む、あの操作をLPに取り入れたものなんだ

なんでLPにその操作を取り入れたの?

みんなSNSでスワイプ操作に慣れているから、その延長線上でLPも読んでもらいやすくなる、っていう発想なんだ

 スワイプLPとは、スマートフォンでの操作に合わせて、ユーザーが画面をスワイプしながら情報を読み進めていくタイプのランディングページである。InstagramやTikTokなどのSNSで一般的なスワイプ操作をそのままLPに取り入れた形式で、1画面ごとに1つのメッセージを表示し、指先で次のスライドへと進んでいく仕組みになっている。SNSでのスワイプ操作に慣れたユーザーにとって自然な操作感で情報を届けられる点が、この形式が生まれた背景にある。 

従来の「縦長LP」と何が違うの?

今までのLPって、下にスクロールしていくやつだよね?あれとは全然違うの?

うん、そこが従来型LP(縦長LP)との大きな違いなんだ。縦長LPは1つのページに情報がすべて詰め込まれていて、上から下へスクロールして読んでいくよね

それに対して、スワイプLPは?

1画面に1つのメッセージだけを表示して、それをスワイプでめくりながら読んでいく形なんだ。情報を「一気に見せる」んじゃなくて、「小分けにして順番に見せる」というイメージだね

どうして小分けにする必要があるの?

縦長LPだと、指を軽く動かすだけで一気にスクロールできてしまうから、大事な情報を読み飛ばされやすいんだ。スワイプLPは、1枚ごとに指を止めて操作する必要があるから、その分じっくり見てもらいやすいんだよ

 従来の縦長LPは、1つのページに情報が集約されており、ユーザーは上から下へスクロールしながら読み進める形式である。一方スワイプLPは、1画面(1スライド)につき1つのメッセージのみを配置し、ユーザーがスワイプ操作で1枚ずつめくりながら閲覧する形式である。縦長LPでは指を軽く動かすだけで一気にスクロールでき、重要な情報を読み飛ばされやすいという課題があったが、スワイプLPは1枚ごとに操作を止める必要があるため、情報を丁寧に届けやすいという特徴がある。 

スワイプLPのメリット、5つ

スワイプLPにすると、具体的にどんないいことがあるの?

主なメリットは5つあるよ。1つ目は「離脱率を下げやすい」こと

「離脱」って、途中でページを閉じちゃうこと?

そう。長い縦長ページを見せられると「読むのが面倒」って感じて離脱しやすいんだけど、SNSに慣れたスワイプ操作なら心理的なハードルが下がるんだ

2つ目は?

「CVR(コンバージョン率)の改善」。ユーザーが能動的に「続きを見る」という操作を繰り返すことで、エンゲージメントが高まって、購買や問い合わせに繋がりやすくなるんだ

3つ目は?

「スライド単位で分析しやすい」こと。「3枚目のスライドで離脱している人が多い」というように、どこで読者が離れているのかを、細かく把握できるんだ

縦長LPだと、そこまで細かくは分からないの?

うん、縦長LPは連続したスクロール量として計測されるから、「だいたいこのあたりで離脱してるかな」というヒートマップでの推測になりがちなんだ。スワイプLPは画面ごとにイベントとして記録されるから、より正確に分かるんだよ

4つ目、5つ目は?

4つ目は「修正・改善のしやすさ」。画面が独立しているから、1枚のスライドだけを差し替えたり、追加したりが簡単なんだ。5つ目は「SNS広告との相性の良さ」。広告からLPへ遷移したときの操作感が揃うから、違和感なく見てもらえるんだよ

 スワイプLPには主に5つのメリットがある。1つ目は、SNSで慣れ親しんだ操作感で読み進められるため、離脱率を下げやすいこと。2つ目は、ユーザーが能動的な操作を繰り返すことでエンゲージメントが高まり、コンバージョン率の改善につながりやすいこと。3つ目は、画面(スライド)単位でどこで離脱が発生しているかをイベントとして正確に計測でき、縦長LPよりも精緻な分析ができること。4つ目は、画面ごとに独立した構造のため、一部スライドの差し替えや追加が容易で、改善のスピードが速いこと。5つ目は、InstagramやTikTokなどSNS広告のスワイプ操作と親和性が高く、広告からの流入がスムーズになることである。 

気をつけたい、スワイプLPのデメリット

いいことばかりみたいだけど、デメリットもあるんじゃない?

いいところに気づいたね。実は、ストーリー設計が難しいという課題があるんだ

どうしてストーリー設計が難しいの?

各スライドが独立しているから、1枚1枚の構成を緻密に設計して、全体としてスムーズな流れを作らないと、メッセージが途切れ途切れになって、読者を混乱させてしまう可能性があるんだ

縦長LPだと、多少弱い部分があっても、前後の流れでなんとかなりそうだもんね

その通り。スワイプLPは、それぞれのスライドが「読ませる力」を持っている必要があるから、原稿やデザインの両面で、1枚ずつの完成度が求められるんだ

どんな商品でも、スワイプLPにすればいいってわけじゃないんだね

うん。業種や訴求内容によっては、従来の縦長LPの方が向いていることもあるから、それぞれの特性を理解した上で選ぶのが大事だね

 スワイプLPの主な注意点は、ストーリー設計の緻密さが求められることである。各スライドが独立した構造であるため、1枚ごとの構成を丁寧に設計し、全体として一貫したストーリーの流れを作らないと、メッセージが分断されて読者を混乱させる可能性がある。縦長LPであれば多少弱いセクションがあっても前後の文脈でカバーできる余地があるが、スワイプLPでは各画面に「読ませる力」が求められるため、原稿・デザインの両面で画面単位のクオリティ管理が必要になる。また、業種や訴求内容によっては従来の縦長LPの方が適している場合もあるため、それぞれの特性を理解した上で選択することが重要である。 

どんな商品・業種に向いているの?

じゃあ、どんな商品ならスワイプLPに向いているの?

ファッションやコスメ、インテリア、食品みたいに、写真などのビジュアルで魅力が伝わる商材が向いているみたいだよ

なんとなくイメージつくかも。他にはどんな場面で使われてるの?

美容室や歯科、飲食、採用活動など、業種は幅広いみたいだよ。特に若年層をターゲットにした採用活動なんかも、相性が良いとされているんだ

若い人がよく使うSNSと相性がいいから、採用活動にも向いてるんだね

その通り。逆に、専門的で複雑な内容を、文章でじっくり説明する必要がある商材(BtoBの複雑なサービスなど)は、縦長LPの方が向いていることが多いみたいだよ

 スワイプLPは、ファッション・コスメ・インテリア・食品といった、写真などのビジュアルで魅力を伝えやすい商材との相性が良いとされている。業種としては美容室・歯科・飲食といった店舗ビジネスから、若年層向けの採用活動まで幅広く活用されている。一方、専門性が高く、文章で丁寧に説明する必要のある複雑な商材(BtoBサービスなど)については、情報量を確保しやすい従来の縦長LPの方が適している場合がある。 

実際に作るには、何が必要?

スワイプLPって、自分でも作れるものなの?プログラミングとか必要そう…

実は、ノーコードで作れる専用ツールが複数出てきているんだ。画像や動画をアップロードするだけで、スワイプ型のページが作れるようになっているよ

HTMLとかCSSの知識がなくても大丈夫ってこと?

うん、大丈夫。パワーポイントのような感覚で、画像を並べたり、スライドの表示・非表示を切り替えたりできるツールが多いんだ

作る前に、準備しておくことってある?

一番大事なのは「企画設計」。誰に向けて、何を伝え、どんな行動をしてほしいのかを最初に整理して、1画面ごとのメッセージの優先順位と、全体のストーリーを考えておく必要があるんだ

ツールを使う前に、まず内容を考えることが大事なんだね

その通り。作り始めてからだと迷子になりやすいから、最初に骨組みを固めておくのがおすすめだよ

 スワイプLPは、プログラミングやHTML/CSSの専門知識がなくても、画像・動画をアップロードするだけで制作できるノーコードツールが複数登場している。パワーポイントに近い直感的な操作で、スライドの追加や表示・非表示の切り替えができるものが多い。制作にあたって重要なのは、ツールを使い始める前の企画設計である。ターゲットユーザーの分析から始め、何を訴求し、どのような行動を促したいのかを明確にしたうえで、1画面ごとのメッセージの優先順位と全体のストーリー構成を固めておく必要がある。 

作ったあとの「運用」も大事

スワイプLPを作ったら、それで終わりなの?

いや、作ったあとの「運用」もすごく大事なんだ。作成直後のLPが、必ずしもベストな成果を出すとは限らないからね

運用って、具体的に何をするの?

分析ツールを使って、各画面の表示回数、離脱率、平均滞在時間、CTAボタンのクリック率なんかを継続的にチェックするんだ。そのデータをもとに、A/Bテストをしながら改善していくんだよ

A/Bテストって?

2つのパターンを用意して、どちらの方が反応がいいかを比較するテストのことだよ。ファーストビューのコピーや、CTAボタンの文言・色、スライドの順番なんかが、よくテストされる項目みたいだね

作って終わりじゃなくて、育てていくイメージなんだね

 スワイプLPは制作して終わりではなく、公開後の運用が成果を左右する。分析ツールを用いて、各スライドの表示回数・離脱率・平均滞在時間・CTAボタンのクリック率といったデータを継続的に収集し、そのデータに基づいて改善を重ねていく必要がある。改善の手法としては、ファーストビューのコピー、CTAボタンの文言・色、スライドの順番などを対象にしたA/Bテストがよく用いられる。離脱率が高いスライドを重点的に見直す「ボトルネック潰し」を繰り返すことで、成果を高めていくことができる。 

まとめ:スワイプLPを検討するときのポイント

今日でスワイプLPのこと、だいぶわかった気がする!

最後にまとめると、今日紹介したのはこんな内容だったね

知りたいことポイント
スワイプLPとはスワイプ操作で1枚ずつ読み進めるLP、1画面1メッセージ
縦長LPとの違い一気に見せる(縦長)か、小分けにして順に見せる(スワイプ)か
メリット離脱率減少、CVR改善、分析のしやすさ、修正のしやすさ、SNS親和性
デメリット各スライドに緻密なストーリー設計が必要、業種によって不向きな場合も
向いている商材ビジュアルで魅力が伝わる商材(ファッション・コスメ・食品など)
作り方ノーコードツールで制作可能、企画設計が重要
作ったあと分析・A/Bテストを継続する運用が成果を左右する

僕もSNSで使ってる感覚のまま、こういうページが見られるんだね

うん。もし興味があれば、自分がよく見るSNS広告の中にも、実はスワイプLPに繋がっているものがあるかもしれないから、今度から意識して見てみるのも面白いかもね

リュージ、今日も教えてくれてありがとう!

 スワイプLPは、スマートフォンでのSNS利用が主流となった現代のユーザー行動に合わせた、新しい形式のランディングページである。離脱率の低減やCVR改善が期待できる一方、各スライドに緻密なストーリー設計が求められるという特性もある。ビジュアルで魅力を伝えやすい商材やSNS広告と組み合わせる場合には特に効果を発揮しやすいため、自社の商材や訴求内容が向いているかどうかを見極めたうえで、導入を検討するとよい。 

関連記事

  1. レスポンシブデザインとは?スマホ対応で失敗しやすいポイント

  2. LPの構成要素と作り方の基本(ファーストビュー・CTAなど)

  3. Webサイトの種類一覧(コーポレートサイト・LP・ECサイト・オウンドメディアなど)紹介

  4. LPとは?普通のWebサイトとの違いを徹底解説

  5. 無料で使えるGoogleサイトとは?使い方も紹介!