「お客さんにDMを送りたいけど、どうやって送ればいいんだろう?」 「郵便局?宅配便?結局どれが一番安いの?」
今回は、DM(ダイレクトメール)を郵送する方法について、必要なものから、送り方の種類、そして気になる料金の違いまで、まとめて紹介していきます。
リュージも実はDM郵送に詳しくなかったということで、チョコと一緒に基本から学んでいく形でお届けします!
そもそもDMって何?
リュージ、お客さんに案内のお手紙を送りたいんだけど、DM郵送ってよく聞くよね。あれって具体的にどうやるの?
実は僕も、DM郵送についてはあまり詳しくなくて。今日は一緒に調べながら整理してみようか
リュージも知らないんだ!なんだか安心した(笑)そもそも、DMって何の略なの?
「ダイレクトメール」の略だよ。企業やお店が、特定の個人や会社宛てに送る、商品案内やお知らせのことなんだ
メールとか、SNSで送るのと何が違うの?
実際に紙の手紙が手元に届くから、目に留まりやすいのが特徴なんだ。調べてみたら、郵送DMの開封率は75%程度、Eメールでの開封率は20〜32%程度というデータもあったよ
そんなに差があるんだ!だから今でも紙のDMを使う人がいるんだね

DM(ダイレクトメール)とは、企業や個人事業主が特定の顧客宛てに送る、商品案内やお知らせなどの郵便物のことである。郵送によるDMは、Eメールと比べて実際に手に取ってもらいやすいという特徴がある。一般的な調査データでは、郵送DMの開封率は75%程度とされる一方、EメールDMの開封率は20〜32%程度にとどまるとされており、直接手元に届くことの強みが表れている。
DM郵送に必要なもの、全部で3つ
DMを送るために、何を準備すればいいの?
大きく分けると3つあるみたいだよ。1つ目が「送り先のリスト」、2つ目が「送る中身(原稿・印刷物)」、3つ目が「発送の手段」だね

「送り先のリスト」って、どうやって用意するの?
すでに繋がりのあるお客さんがいるなら、自社で持っている名簿を使えばいいよ。新しくお客さんを開拓したい場合は、リストを販売している会社から購入する方法もあるんだ
リストを買うことができるんだ!いくらくらいするの?
1件あたり7円〜10円くらいが相場みたいだよ。ただ、個人のリストは個人情報保護の観点から入手が難しくて、会社(法人)向けのリスト購入が中心になるみたいだね
「送る中身」は、自分で作ればいいの?
うん、自分で作ることもできるし、業者にデザインを頼むこともできるよ。以前紹介したCanvaを使えば、無料でも案内はがきのデザインが作れるから、自分で作りたい場合はおすすめだよ
過去のCanvaの記事もあるから気になったらこの記事も読んでみてね!
DM郵送に必要なものは、大きく分けて「送り先のリスト」「送る中身(原稿・印刷物)」「発送の手段」の3つである。送り先のリストは、自社で保有する顧客名簿を活用する方法のほか、法人向けのリストを1件あたり7円〜10円程度で購入する方法もある。ただし個人の宛先リストは、個人情報保護の観点から取得が難しい。送る中身については、Canvaなどのデザインツールを使って自作する方法や、印刷会社・DM発送代行会社にデザインを依頼する方法がある。
送り方は大きく3種類!特徴を知っておこう
いよいよ本題!送り方には、どんな種類があるの?
大きく分けると3つあるよ。1つ目が「はがき」、2つ目が「封書(封筒)」、3つ目が「圧着はがき」だね

それぞれ、どう違うの?
「はがき」は、開封の手間がなく、届いた瞬間にパッと内容が目に入るのが特徴。「封書」は、開けるひと手間はあるけど、その分「特別感」や情報量を伝えやすいんだ
「圧着はがき」って聞いたことないんだけど、どんなもの?
折りたたんだ紙をくっつけて(圧着して)、開いて中を読む形式のはがきだよ。通常のはがきの2〜3倍の情報量を載せられて、「開いてみよう」という気持ちを刺激する効果もあるみたいなんだ
なるほど、封筒を使わなくても、情報量を増やせるんだね
うん。それぞれ強みが違うから、送りたい情報量や、相手に与えたい印象に合わせて選ぶといいと思うよ
DMの送り方(形式)は大きく「はがきDM」「封書DM」「圧着はがきDM」の3種類に分けられる。はがきDMは開封の手間がなく、受け取った瞬間に内容が目に入る視認性の高さが特徴である。封書DMは、開封する手間がかかる分、封筒に入っていることで「特別感」や「信頼感」を演出しやすく、情報量が多い内容にも向いている。圧着はがきDMは、折りたたんだ紙を圧着した形式で、通常のはがきの2〜3倍の情報量を掲載できるうえ、「開いてみよう」という開封の動機づけになりやすい。
結局どれが安いの?発送業者を比較してみる
一番気になってたところ!送るときって、どこに頼めばいいの?
昔は郵便局しか選択肢がなかったみたいなんだけど、今は宅配便の会社でも送れるようになっているみたいだよ。主に3つの選択肢があるんだ
どこの3つ?
「日本郵便」「ヤマト運輸」「佐川急便」の3社だね。それぞれ料金や特徴が違うから、順番に見てみようか
うん!
| 発送方法 | 提供会社 | 料金の目安(1通あたり) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 通常はがき | 日本郵便 | 85円〜 | 最も手軽、少部数から利用可 |
| 定形郵便(封書) | 日本郵便 | 110円〜 | 信書(宛名入り文書)も送れる |
| ゆうメール | 日本郵便 | 180円〜 | 冊子や印刷物向け、信書は送れない |
| クロネコDM便相当 | ヤマト運輸 | 167円程度〜 | 1通から発送可能、追跡確認できる |
| DM便(相当サービス) | 佐川急便 | 業者により変動 | 大量発送向け |
こうやって見ると、通常はがきが一番安いんだね!
うん。ただ、「ゆうメール」は料金が安く見えるけど、大量に送る前提のサービスで、しかも「信書」は送れないという制限もあるんだ
「信書」?また新しい言葉が出てきた…
それについては、次で詳しく説明するね。実はここ、DM郵送で一番間違えやすいポイントなんだ
DM郵送を依頼できる主な発送業者は、日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便の3社である。日本郵便の場合、通常はがきは85円〜、定形郵便(封書)は110円〜、大量発送向けのゆうメールは180円〜が目安となる。ヤマト運輸のクロネコDM便に相当するサービスは167円程度〜で、1通から発送でき配達状況の確認もできる。料金だけを見ると「ゆうメール」が安く見えるが、大量発送が前提のサービスであることに加え、後述する「信書」は送付できないという制約がある点には注意が必要である。
要注意!「信書」に当たるDMは送り方が限られる
「信書」って、結局何のことなの?
簡単に言うと、「特定の人に宛てて書かれた文書」のことだよ。総務省のガイドラインでは、「〇〇様」「〇〇会 会員様」のように、受け取る人が特定されている文書は、信書に当たるとされているんだ
え、それって普通のDMも当てはまるんじゃない?
うん、その通り。宛名が入ったDMの多くは、信書に該当してしまうんだ
それがなんで大事なの?
実は、信書を送っていいのは郵便局(日本郵便)だけと法律で決まっているんだ。だから宛名付きのDMを送る場合は、基本的に「郵便」(通常はがき・定形郵便・定形外郵便)を使う必要があるんだよ
じゃあ、ヤマト運輸とかは使えないってこと?
「〇〇様」みたいな個人宛ての宛名が入っている場合は使えないんだ。ただ、宛名を入れずに「近隣の皆様へ」のような形で送る場合は、信書に当たらないから、宅配便のサービスでも送れるみたいだよ
なるほど、宛名を入れるかどうかで、送れる方法が変わってくるんだね
そうなんだ。安さだけで発送方法を選ぶと、実は法律違反になってしまう可能性もあるから、ここは必ず確認しておきたいポイントだね
DM発送方法を選ぶうえで特に注意が必要なのが「信書」の扱いである。総務省のガイドラインでは、「〇〇様」「〇〇会 会員様」のように、受取人が特定される文言が記載された文書は信書に該当するとされている。個人宛ての宛名が入ったDMの多くはこの信書に当たり、信書を送付できるのは日本郵便のみと法律で定められているため、宅配便業者のサービスでは送ることができない。一方、宛名を入れずに送るタイプのDM(地域一帯への配布など)は信書に該当しないため、宅配便業者のサービスも選択肢に入る。料金の安さだけで発送方法を選ぶと、意図せず法令に抵触する可能性があるため、この区分は必ず確認しておく必要がある。
郵便で送るなら、割引制度も要チェック
郵便を使う場合、少しでも安くする方法ってあるの?
あるよ。「広告郵便物」っていう割引制度があって、条件を満たせば料金が安くなるんだ
条件って?
1回に2,000通以上まとめて送ることが、大きな条件みたいだね。この条件を満たすと、8%〜43%程度の割引が受けられるんだ
2,000通!僕みたいな個人事業主だと、そんなにたくさん送らないんだけど…
そうだね、この割引は少部数だと使えないから、チョコみたいな少人数向けだと、通常料金での発送が基本になりそうだね。ちなみに、割引を使う場合は郵便局の窓口で「料金別納」や「料金後納」の表示が必要になるみたいだよ
郵便でDMを発送する際、日本郵便の「広告郵便物」という割引制度を利用できる場合がある。この割引を受けるためには、1回の差し出しで2,000通以上という条件を満たす必要があり、通数に応じて8%〜43%程度の割引が適用される。ただし、この割引は少部数の発送では利用できないため、小規模な事業者が少数のDMを送る場合は、通常料金での発送が基本となる。割引制度を利用する場合は、郵便局の窓口で「料金別納」または「料金後納」の表示が必要になる。
少部数なら、自分で送るのが一番安い
僕みたいに、送る枚数が少ない場合は、どうするのが一番いいのかな?
100通未満くらいの少部数なら、自分でデザインして、自分で発送するのが、実は一番シンプルでコストを抑えられる方法なんだ
発送代行の会社にお願いする必要はないってこと?
うん、その規模だと、代行会社に頼むよりも、印刷して封筒に入れて、自分で郵便局やポストから出す方が、余計な手数料がかからない分お得なことが多いんだ
逆に、代行会社に頼んだ方がいいのは、どんな場合なの?
数百通〜数千通と、送る数が多くなってきたときだね。自分でやろうとすると、印刷・封入・宛名書きに膨大な時間がかかっちゃうから、そのあたりの手間を考えると、代行を使った方が結果的に効率がいいことも多いんだ
発送するDMが100通未満程度の少部数であれば、自分でデザインを作成し、自分で郵便局やポストから発送する方法が、コストを最も抑えやすい。この規模感であれば、発送代行会社に依頼するよりも、手数料が発生しない分、費用面でお得になりやすい。一方、数百通〜数千通規模になると、印刷・封入・宛名書きといった作業にかかる時間や手間が大きくなるため、DM発送代行サービスを利用した方が、費用対効果の面で効率的になるケースが多い。自社での対応が難しくなる規模になった段階で、代行サービスの利用を検討するとよい。
送るタイミングにもコツがある
費用のこと以外に、気をつけることってある?
実は、送るタイミングにもコツがあるみたいなんだ。送り先が個人の場合、月曜日から水曜日の間に発送するのがいいとされているよ
なんで週の前半に送るのがいいの?
週の前半に出すと、金曜日までには届くよね。すると、週末の休日にDMを読んでもらいやすくなるんだ。お得な情報が載っていれば、「休日だし行ってみようかな」って行動に繋がりやすくなるんだって
なるほど、届くタイミングまで考えるんだね!
DMの発送タイミングにも工夫の余地がある。送り先が個人の場合、月曜日から水曜日の間に発送し、金曜日までに届くようにするのが良いとされている。これは、週末に届いたDMがその休日に読まれるケースが多いためであり、お得な情報やお知らせであれば「休日だし行ってみよう」という行動につながりやすいと考えられている。
まとめ:規模に合わせて送り方を選ぼう
今日で、DM郵送のことだいぶわかった気がする!
最後にまとめると、今日紹介したのはこんな内容だったね
| 知りたいこと | ポイント |
|---|---|
| 必要なもの | 送り先リスト、送る中身(原稿)、発送手段の3つ |
| 送り方の種類 | はがき/封書/圧着はがきの3種類、特徴が異なる |
| 一番安い方法は | 通常はがきが最安。ただし信書の制約に注意 |
| 個人宛DMの注意点 | 宛名入りは「信書」に該当し、日本郵便でのみ発送可能 |
| 割引を使うには | 広告郵便物は2,000通以上が条件、少部数は対象外 |
| 少部数の場合 | 自分でデザイン・発送するのが最もコストを抑えやすい |
| 送るタイミング | 個人宛なら月〜水曜日発送で、週末に届くようにする |
僕は少ない枚数だから、まずは自分で通常はがきを準備して、郵便局から送ってみるよ!
いいと思うよ。宛名を入れるなら「信書」に当たるから、日本郵便で送ることだけ忘れないでね。数が増えてきたら、そのときに代行サービスも検討してみるといいよ
リュージ、今日は一緒に調べてくれてありがとう!僕たち2人とも、DMに詳しくなれたね
DM郵送は、発送する部数や送り先が個人か法人かによって、最適な方法が変わってくる。少部数であれば自分での発送が最もコストを抑えやすく、部数が多くなってきた場合は発送代行サービスの利用を検討するとよい。特に、宛名入りのDMは「信書」に該当し、発送できるのは日本郵便に限られるという点は、料金の安さだけで発送方法を選ぶ前に必ず押さえておきたいポイントである。




